ドイツのショルツ首相:
イスラエルには、ハマスのテロ攻撃に対するあらゆる自衛の権利がある。ドイツはイスラエルと特別かつ良好な関係を結んでいる。今、求められることについて、我々の立場は明確だ。これには人質の解放、人道支援、2国家解決という視点が含まれる。ドイツはイスラエル国家の設立を強く支持する。

マレーシアのアンワル・イブラヒム首相:
ある問題を完全に一方の側だけに立って判断し、60年間の暴虐をなかったことにしてしまっては、解決策を見出すことはできません。

解決策は人質の解放だけではありません。入植地はどうなるんですか? 現在の入植者たちの(暴力的な)行動はどうなんですか? 毎日続いているんですよ! パレスチナの土地、権利、尊厳、男性も女性も子どもたちも奪われています。それはどうなんです?  それは問題ではないのですか? 

私たちは人間性をどこへ投げ捨ててしまったんですか? なぜこんな偽善をやっているんですか? 一つの民族に対して、なぜこんなにも依怙贔屓をし、別の民族に対して相反する態度をとるんですか? 彼らが有色人種で、信じる宗教が違うからですか? 

しかし私は、もちろんこんなことは受け入れられません。あなたがたは様々な問題を話し合うとき、1つの出来事とその犠牲者だけしか見ていない。だが、1947年から48年のナクバで犠牲になった何千人もの人々のことは忘れ去っているんです。