映画の話になります
映画監督のフランソワ・トリュフォーは50年、失恋の悲しみを振り切るためフランス軍に入隊し、しかし軍隊生活に合わず、脱走して逮捕されます。それでも軍隊を辞めたくて自殺未遂を繰り返すなどし、結局父親代わりの映画評論家アンドレ・バザンの計らいで、重篤な精神病にかかっていると嘘をつきようやく軍隊から解放されました。
その顛末を自作の映画「夜霧の恋人たち」冒頭で触れているのですが、軍隊を辞める際に主人公は今後はもうまともな職業にはつけないぞと言い渡されます。第四共和制のフランスでは軍隊を辞めると就職に強く影響したのですか?