F2戦闘機の削減検討/石破防衛庁長官が指示

 石破茂防衛庁長官が、航空自衛隊のF2支援戦闘機について「費用対効果が低い」として、130機体制の削減を念頭に見直しを検討するよう、防衛庁内で指示していたことが8日分かった。
年内に見直す予定の中期防衛力整備計画で検討する。

 F2は1995年の閣議決定で130機体制での整備が決まり、2000年10月から空自三沢基地(青森県)への配備が始まり、今年3月末現在49機が配備されている。

 ただ、開発計画の遅れから、1機80億円との見積もりが、主力戦闘機で米国から購入しているF15と変わらない120億円にまで膨らんでいる。
また、機体が比較的小さいため「新たな装備をつけて近代化を行う拡張性が低い」と専門家から指摘されている。

ttps://www.shikoku-np.co.jp/national/political/20040808000159

>機体が比較的小さいため「新たな装備をつけて近代化を行う拡張性が低い」と専門家から指摘されている。

では逆に、機体サイズの大きいF-111やМиГ-31に拡張性があり近代化改修をして四半世紀に渡って制空戦闘機として君臨できたかと言えば極めて怪しい

機体サイズのみを見て拡張性や将来性を決め付けてしまう人物が、防衛庁長官や防衛大臣に適しているとは言えない