現段階で言えることは「空を広く使え」と。

搭載センサの拡大、UAVとの連携、ミサイルの射程拡大を考慮すれば、日本の領空や防空識別圏内の「防空」という殻に閉じ籠っていては「空軍種の意味がない」。

さらに大戦略(≒外交)レベルで「一国での防空」というのも無いだろうね。
「同盟国」で連携して「戦域レベルの空域」を多国間でカバーし、敵の戦域レベルの航空優勢を拒否し、我の戦域レベルの航空優勢を確保する。

もうウクライナでそうなってる。
ウクライナ上空の航空優勢は互いに拒否しあってますが、戦域全体ではNATOが優勢。
それで、ウクライナは空のアクセスを維持し、優勢なロシア空軍に対してNATOのAWACSの支援で効果的に拒否できています。
だから戦線を維持できている。見ての通り。

こういう戦略環境の中で、10年後を目指して、F-3なの?本当に?
全然、トレンドが変わっていると思いますがね。また、MRJと同じ失敗か。