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ウクライナ軍のシルスキー総司令官は13日、テレグラムに「状況は複雑になっており、敵の部隊が我々の戦闘部隊側の奥深くまで進軍してくる脅威がある」と投稿した。東部の部隊を電子戦の装備などで強化する意向も示した。

ウクライナ軍は兵員補充に向けた動員関連法案の早期成立を議会に求めているが、議員から多数の修正要求が出ており、可決のメドはたっていない。同国では本格的な動員の開始は4月以降にずれ込むとの見通しが広がっている。

米国のウクライナ支援の停滞で、弾薬不足も深刻になっている。米CNNは11日、砲弾の発射数はロシア軍の約1万発に対してウクライナ軍は約2千発にとどまっているとの北大西洋条約機構(NATO)高官の分析を報じた。