2022.10.16
土壇場プーチン最新の衝撃シナリオ「ウクライナに核ミサイル落とし」
劣勢を覆すべく最後の手段に走る皇帝
https://gendai.media/articles/-/100898?page=2

土壇場に追い込まれたプーチンが頼る最後の手段は、ウクライナに核を落とすことしかない。

筑波大学名誉教授の中村逸郎氏が言う。

「プーチンはすでに核兵器の使用を決断している可能性もあります。そしてそのシナリオは二段構えになるはずです。

まずは戦術核でザポリージャ原発を狙う。国際法上はありえない話ですが、プーチンの論理でいえば、原発のあるザポリージャ州はロシアの領土になっています。

つまり、ロシアの領土内にウクライナが侵攻している。ロシアの核戦略ドクトリン(基本原則)によれば、ロシアの国家的存続が脅かされたならば、核での反撃が認められています。ウクライナが国家的存続を脅かしたから、ザポリージャ原発に核を落としたと正当化するはずです。

その結果、ウクライナが放射能で汚染されようと、プーチンは意に介しません。併合した4州に対する攻撃の仕方を見ても、制圧した後に統治することなど考えていないのは明らかでしょう。国土を焦土にすることでウクライナ人の心を折り、屈服させるのが目的です」