>>985
3ノット刻みは海自になってから共通化された速力区分だよ。
遺された史料によれば旧海軍では12ノットまでは今の海自と同じだけど、あとは戦隊ごとに少し違いがあり、戦艦の戦隊だと2ノット刻みが普通

大和型が主力の時期の第一戦隊では14ノットが強速、第一戦速は16ノットと決められ、あとは2ノット刻み。
第五戦速26ノット、最大戦速27ノットとされてる。

第二次改装後の金剛型で編成された第三戦隊の場合、昭和12年の資料では14ノットは快速、16ノット強速、第一戦速18ノット、あとは2ノット刻みで第五戦速28ノット、最大戦速30ノットになっている。

米海軍の場合、戦後も蒸気タ−ビン艦が主力の時代は15ノットが基準で、米本土やハワイから横須賀に回航する時はこれ。
ガスタービン艦になってからはもう少し速くなったらしいが。