戦争で最も大きな被害を受けたロシアの都市ベルゴロドでは、プーチン大統領は今も元気に活動している -WP

ほとんどのロシアの有権者にとって、プーチン大統領の2年にわたるウクライナ戦争は、国営テレビやソーシャルメディア以外ではほとんど目にすることのないままだ。しかし、ウクライナ国境に近い地方の首都ベルゴロドは、ほぼ毎日攻撃にさらされており、戦争を肌で感じている。

ベルゴロド市議会議員のワディム・ラドチェンコ氏は、投票を妨害しモスクワの怒りを煽るウクライナの戦略が裏目に出ていると語った。
「結果は逆で、ロシア人はそのようなテロ活動に直面しても諦めない」とラドチェンコ氏は語った。「そして歴史を通じて外部からの攻撃を撃退してきた国境の都市として、ベルゴロドには国全体が私たちの後ろにあるという感覚がある」と彼は付け加えた。「それは遺伝です。」

ほんの2年前には、ほとんどのベルゴロド住民は、わずか1時間半離れたウクライナの都市ハリコフとミサイル攻撃を交換するなど想像もできなかった。ハリコフには多くの家族や友人がいる。

ベルゴロドでは今でも、街中でウクライナ語のなまりを聞いたり、車のナンバープレートにウクライナ語を目にしたりするのが一般的です。住民の中にはキエフとの貿易や交通のつながりがまだ存在していた頃を懐かしく思い出す人もいる

木曜日のストライキ中に隠れるために潜らなければならなかったネイリストのラリッサさん(58)は、プーチン大統領に投票するつもりだと語った。「彼は自分が始めたことをやり遂げる必要がある」と彼女は言った。
キエフのセルヒイ・コロルチュク氏がこの報告書に貢献した。

https://archive.is/nl8oe
https://www.washingtonpost.com/world/2024/03/15/belgorod-presidential-election-putin-russia/