ロシア凍結資産の活用、EU首脳が合意 「利益」でウクライナ支援
https://news.yahoo.co.jp/articles/784952694da1e7685d39f7ab582415a48f50f0d9
 欧州連合(EU)は21日の首脳会議で、ロシアの凍結資産から生じる利子や配当をウクライナ支援に活用することで合意した。今後、作業部会が合法性などを精査し、早ければ7月にも最初の資金をウクライナに提供したいとしている。

ただ、資産から生じる「利益」であっても活用する法的根拠を明確にする必要があることや、使途が人道目的だけでないことへの抵抗感から、オーストリアとハンガリーがこの提案に反対。今後、欧州理事会の作業部会で合法性や使途を検討した上で、閣僚らに諮られる。そこで全会一致が得られれば、ロシアの凍結資産に関連する資金を活用する世界初の試みとなる。