欧州不動産投資で「座礁資産化」懸念、指令で環境配慮の改修必要に - Bloomberg
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-03-20/SADL29DWLU6800

>欧州連合(EU)で可決された「建物のエネルギー性能指令」の改正案を受け、
欧州の不動産に投資する投資家がリスクの高まりに直面している。環境に配慮した改修に
巨額の資金を投じない限り、保有する資産の価値が低下する恐れが強まっているのだ。

>同指令を受け、新しいエネルギー基準を満たすため銀行や運用会社は建物の改修に数十億ユーロを
充てなければならなくなる見込みだ。怠った場合、販売や賃貸をできなくなる可能性が出てくる。

>投資戦略やポートフォリオにもよるが、「10年程度のうちに建物が座礁資産化する可能性が
あることに多くの運用会社が気付くだろう」

> 2000年以前に建てられた建築物は、EU域内で全体の85%を占める。
この結果、大半が「エネルギー性能の低さ」という問題を抱えているのをEUは認識している。

>EUは33年を期限として、全域でパフォーマンスの悪い4分の1の物件を改修するよう定めている。
30年以降は、建設資材の生産と廃棄を含め、全ての新しい建物を「エミッションフリー
(排ガスゼロ)」にしなければならない。化石燃料ボイラーは、40年までに禁止される。

>商業用不動産市場は、金利上昇の打撃を受けている。
同市場を注視する欧州中央銀行(ECB)によると、大手行による貸し出しのうち
約9%が商業用不動産で、不良債権に分類されている同不動産の割合は、平均を上回る。


欧州古い建物多いからな。
意識を高く保とう。一度決めたことを簡単にひるがえすようなやついる?いねえよなあ?