>>427
今やってるのは「設計開始に向けた検討」で複数の設計案の設計スケジュールの検討ということだし、
三菱重工が昨年11月の説明会でGCAP開発に必要なソフトウェアやコンピューターなどのインフラを
24年度から整備していくと言っていることからも本格的な設計作業ではなくて主に構想設計だな。
今年はFCAS AP構想・評価フェイズから設計・開発フェイズへの移行期だから、どんなテンペストに
するかという統一案と設計担当部位を決めて、それに応じて必要な設計・製造インフラも整える。

Q: 2024年度から2026年度までの売上の中に、次期戦闘機開発設備とあるがどのようなタイプのもの
か。つまり、BAEシステムズと機体などのオペレーションシステムを含めて共同開発を行っていく
中で、MHIの役割は何なのか。実際にどのような開発がこれから必要になるのか。
江口: 現時点ではワークシェアが決まっておらず、日本がどこの部分を担当するのか未定である。もの
づくりに関する設備がどのくらい必要かも具体的には決まっていない。なお、開発の初期段階では
基本的にエンジニアが入る建屋、様々な計算をするコンピューターなどの設備が必要になる。
Q: ソフトウェアが必要になるという考え方でよいか。
江口: 然り。ソフトウェアを中心とした設計作業が、開発の初期段階では必要になる。それに関わるイン
フラを整備していく。