アメリカは世界での発言力を増すために他国の軍事を肩代わりしてやって、実質的に対処能力を弱体化させる戦略を取ってきたが、
彼らの思惑以上に世界の国々が弱体化してしまって自国の負担が増えすぎ、アメリカ自身の国力を超えるところまで来ている
というわけで今度は各国に自立を促すことにしたようだ。ムシの良い話である

アメリカにとって理想の世界は「各国が自立して行動しつつ、アメリカには敵対せず従う。少なくとも協調する」世界だろうが、もちろんそんなにうまくはいくまい
彼らの理想に一番近い動きをしてやることで信頼を勝ち取っているのが他でもない本邦であるが、世界の標準的な国々はそこまで忍耐強くないぜ
自立できる実力が身につけばアメリカの言う事は聞かなくなるに決まっている