寝そべり族というのは中共のプロパガンダかもしれんなあ。

Shen@shenmacro
この後半の少女は確か原作にもなかったけど、文化大革命をよく知っている人でないと描けないので驚いた。

①ベトナム戦争の激化を受けて毛沢東が戦時経済入りを主張し、(国債調達ができる西側と違って)
限りある国家予算を使い切っため計画経済が急停止
②公的機関が採用を急停止したため、大学でかなり厳格で質の高い教育を受けたにもかかわらず、
エリート層の子弟である高学歴の学生も就職先がなくなった
③その怒りが政府に向かないよう、教師が悪いことにして学生に教師を批判させガス抜きを目論んだ。
しかし現実には無職の若者の怒りは政府の想像より遥かに激しく収拾が付かなくなる。
警察や軍隊でも学生の大量逮捕や鎮圧はポリコレに触れるため傍観しかできなかった
④結局、毛沢東の若者の間でのカリスマ性を使って暴れる学生を上山下郷に動員し、劣悪な環境の下で
自給自足させることになった。教師を批判していた学生達と僻地で強制労働させられた学生達は同一である
⑤1972年の米中国交正常化を受けて戦時経済は徐々に解除されるが、今度は西側からの
工作機械輸入が財政を圧迫したため、予算が切れたら学生を僻地に追い出すやり方は毛沢東の死まで続いた(=文化大革命が続いた)
⑥1980年代に入るとそもそも学生を僻地に動かせなくなったため都市部でハードランディングさせるしかなくなり(→天安門事件)、
1990年代以降では農民工を僻地に追い返すやり方が新たなバッファになった