そういえば、イタリア軍がWW2の頃に使用していた手榴弾は、赤色に塗られていたので、「赤い悪魔」と呼ばれていた。
ただし、不発や暴発が多く、いつ爆発するか判らない点が恐れられていたための渾名である。

……ってのを、大昔に読んだ記憶があるが、当時の軍事雑誌・書籍は、今では完全に否定されている俗説を、
平気で載せている物が結構あったから、今にして思えば、どこまで本当だったのか。

なお、当時のイタリアの手榴弾は、時限式の信管を使っていた他国のものと違い、固いものにぶつかった衝撃で作動する構造だったため、
柔らかい地面や草むらなどに落下すると作動せず、それをうっかり蹴飛ばしたりするとその衝撃で爆発するのは事実。