月面着陸に成功した「ノバC」運用終了…太陽光発電できず、機体の寿命が尽きたと判断
読売 2024/03/24 23:51

米宇宙企業インテュイティブ・マシンズは23日、民間初の月面着陸に成功した着陸船「ノバC」の運用を終了したと発表した。
ノバCは2月22日に着陸後、月の夜に入ったため機体で太陽光発電ができなくなり、運用を休止していた。

同社によると、3月20日以降、再起動を試みたが通信は回復せず、機体の寿命が尽きたと判断した。
元々は月面着陸後、7日間程度の運用を想定していた。
同社は声明で、「月面に降りた最初の民間着陸船として、歴史的な遺産となった」と意義を強調した。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20240324-OYT1T50064/

二度の復活を果たした日本のSLIM月着陸機と違い、米国のノバCはそこまで運が良くなかった。