いわゆる”海防戦艦”の一種としての砕氷戦艦。
北氷洋や南氷洋の様な、流氷なんかがある場所で使う為の戦艦。
船型は全長と全幅が3:1と言うずんぐりとした形で、速度も最大で約20ノットと言う平凡すぎる性能だが、砕氷能力と言う
他の戦艦にはない物を持っていて、状況にもよるけど1メートルぐらいな氷なら何事も無かったかのように
10ノットぐらいで航行できる程度の性能を持っている。
主兵装は連装36センチ砲×3で、艦首側に2つ艦尾側に1つと言う標準的な配置、その他には連装式12.7センチ高角砲が多数と
40ミリ機関砲や12.7ミリ機銃が多数ってな感じ。
基本的な任務は、冬場は氷で覆われるような地域での防衛任務なんだが、必要に応じて氷に閉ざされてる様な敵の軍港に赴いて
砲撃をする様な事を一応考えている。
とは言う物の氷のない時期はあまり使い道がない為、状況が許せば学術的な観測や観光目的と言う事で、北極海なんかで
運行されている。