アングル:ウクライナ悩ます人口減少問題、戦争終結後も経済に打撃か

[キーウ 7日 ロイター] - ウクライナ戦争が長引く中、同国から欧州各国に逃れた難民数百万人の一部は、今暮らす国への定住を考え始めている。
テレビディレクターで2人の子どもの母でもあるナタルカ・コルシュさん(52)は、首都キーウ(キエフ)に建てたばかりの夢の家を戦争初期に後にした。ポルトガルに慣れ始めたばかりではあるが、ウクライナで戦闘が終わっても再び居を移すつもりはない。
「52歳の今、ゼロから始めなければならない」と語るコルシュさん。ポルトガルに慈善団体を設立し、今では「家」と呼ぶラゴアの町で他の移民を助けたいと考えている。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の調査によれば、国外に逃れたウクライナ人の大半はいつか帰還したいと考えているが、すぐに帰還する予定があるのは10人に1人程度。過去の難民危機、例えば、シリアでは難民の帰国願望は時間とともに薄れていったことを、UNHCRの調査は示している。

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https://jp.reuters.com/article/idUSKBN2YQ04B/