ル・モンド紙は、最も激しい戦闘が行われているドンバスに駐留する
ウクライナの5つの旅団の兵士にインタビューを行った。

彼ら全員が「チェコ・プラン」に関連した弾薬(砲弾80万発)も米国からの援助パッケージも届いていないことを確認した。
「ニュースも読みますが、私たちは現実主義者です。実際に手元にあるものだけを頼りにしている。
小火器の弾薬は不足していないが、ドローン、対ドローン装備、砲弾、ミサイル......。物資は減り続け
ますます不安定になっている」。
ある戦闘員は「必要最低限しかカバーできていない」と語った。

また、無人機や砲撃支援の不足が損害の一因になっていると言う者もいる。
「私たちは敵のFPV(無人偵察機)によって多くの装備を失っている。
私の大隊は2日前に最後のスクランブラーを失った」
とウクライナ軍将校。

バフムート近郊では第28旅団の戦車中隊が砲弾と燃料不足に陥っている。
「10両のT-64戦車で構成される中隊全体に対して、対ドローン妨害装置が1基しかない。
少なくとも、戦車1両につきジャマー1台が必要です」
と別の兵士は付け加えた。