T-4後継機が国内開発されない理由は次期戦闘機関連の開発と重なったのもあるが
おそらく調達数が前任機のT-4より大幅に減少が予想されるのが大きいと思う
T-4は試作機合わせて200機以上の生産をしている
これは現時点でのM-346の総受注数より多い量産数で、練習機としてはまずまずの量産数
後継機はどう考えても200機量産数は空自の需要だけでは賄えない
理由はシミュレーターの発達で実機を使わないで済む訓練が大幅に増えたのと
ターボプロップ練習機の高性能化で、必ずしもジェット機でないといけない訓練が減少したから
高性能ジェット練習機が必要なのはLIFT機としての機能がメインで、200機という大量調達は必要なくなるから
調達数は多くてT-4の半分強くらいではと予想される
それくらいの調達数だと、技術的開発意義が低く、海外への販路も無ければ自主開発に踏み切るのは難しい
その程度の話なら、T-7Aの分担生産に乗った方が防衛産業の維持に役立つ
いくら開発機会がどうとかいっても、生産分野が維持できなくなれば防衛産業は壊死していく
T-7Aの分担生産なら「アメリカ空軍需要+空自需要と他国の需要」という生産面での恩恵を受けられる
それなら日米共同開発という体裁で新教育体系の導入と訓練機材の導入した方がよいと判断