満州とバグラチオンの大失敗は防衛ゾーンがあまりに突出していて簡単に孤立と包囲を招くものだった

また相手が包囲しやすく防御の横幅×縦深が不十分だった
これはアクティブディフェンス、戦車機動防御でリカバーする発想が間違いで
日本なら国境帯から500-800kmは後退し長春から馬で支援できる100-200km先に縦深防御を作る

ドイツならウクライナを捨ててポーランドとアルメニア国境帯からベルリンまでの区間に砲兵の縦深多重陣地を作る

ソ連縦深戦略は補給不足と部隊間の連携連絡機能にネックがあり脆弱な砲兵を突出させるネックがある
このため戦車隊の突撃撹乱を塹壕と対戦車砲で遅滞させ進撃を停止させ
脆弱な砲兵の突出にたいし空爆と側面からの自動化部隊の側方包囲で潰せていたなと

あらためて思う
絶対物量のソ連というが前線の集約された砲兵集団軍1000門+弾薬車数千量が脆弱で補充の効かない弱点だったなと

ソ連ドクトリンは十分な防御で兵站線を叩かれる事を想定不足なんだ
いまの先進国ならとっくに航空優勢トラック刈りで補給寸断余裕だったなと