ゼレンスキー 6月の平和サミットに向け、和平案からロシア軍の撤退や東武南部4州の返還など除外した

ウクライナ和平案10項目→3項目
 ・原発の安全確保
 ・黒海の自由航行
 ・捕虜や子供の帰還

除外
 ・東部・南部4州とクリミアの返還
 ・ロシア軍の撤退
 ・ウクライナの安全保障
 ・ウクライナが掲げる条件による終戦
 ・ロシア軍に壊された発電所の復旧
 ・民間人虐殺など捜査
 ・森林破壊や水質汚染の対応

読売新聞
ウクライナが和平案3項目に絞る…6月「平和サミット」で支持拡大狙う、ゼレンスキー氏「食料が兵器になっている」
 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は21日、6月15~16日にスイス中部ルツェルン近郊で開かれるウクライナに関する首脳会議「平和サミット」で、
食料安全保障など3項目の合意を目指す方針を示した。これまで主張してきた10項目から絞り込み、多くの国の支持を集める狙いがあるとみられる。
 ウクライナは全領土からの露軍撤退を含む「10項目の和平案」を提唱してきた。各国の支持を取り付け、ロシアの孤立化を図る戦略だったが、
新興・途上国「グローバル・サウス」の中にはロシアとの関係を維持する国もあり、支持拡大に苦戦していた。
先進7か国(G7)関係者によると、ウクライナは平和サミットでも10項目の議論を求めたが、他国の説得を受け、理解を得やすい3項目に限定することになった。