エンジンについてこれまで判明していること:

・テンペストのエンジンは、機体に空気力学的に適合し、全体性能、航続力、積載能力を最適化する。最適化された熱管理システムは
ガスタービンを機体の熱エネルギーを再利用するヒートシンクとして活用し機外排気を不要としシステム全体の効率を向上させる。
増強された発電能力とインテリジェント電力管理システムにより増加する機体電力需要を満たす。この統合パワーアプローチは
エネルギー交換の回数を減少させ主動力源としてのガスタービンのポテンシャルを最大化させる。(RR)

・GCAPのエンジンは、機体に高度に統合され、全体性能、航続力、積載能力を最適化する。熱管理システム統合の革新的アプローチを
通じてガスタービンを機体の熱エネルギーを再利用するヒートシンクとして活用し機外排気を不要としシステム全体の効率を向上させる。
増強された発電能力とインテリジェント電力管理システムにより増加する電力需要を満たす。この統合パワーアプローチはエネルギー
交換の回数を減少させ主動力源としてのガスタービンのポテンシャルを最大化させる。(英国防省)

・共同実証エンジンの作業は順調に進んでいる(RR副社長)

・IHIとRRは23年3月の時点で人員と技術を交換しながらGCAP用エンジンの発電と熱エネルギー管理能力を含む共同実証を開始している。
検証を要する新技術が多く、新戦闘機に確実に組み込めるエンジンの設計ももう一つの優先事項になっている。
両社は2030年代半ばから製造される初期バッチの機体から搭載できるように2020年代後半までにプロトタイプを開発する。(IHI)

・次期戦闘機の研究で国産エンジンも作ったが共同開発決定後は全て止まっている状態(吉田浩介 元空将)

・XF9は次期戦闘機に搭載するために作ったわけではなく、国産エンジン搭載の国産機は悲願ではあったが次期戦闘機にXF9を載せると
決まっていたわけではなかった(防衛省@自民党国防部会)

・XF9の開発で得られた知見や教訓は今後開発される次期戦闘機搭載用エンジンに活かされる(防衛大臣)

・次期戦闘機のエンジンは2035年配備の計画に沿って共同開発を進めていく(RR副社長)

どう見てもテンペストエンジンです。本当にありがとうございました。