ロシア人的思考がよくわかる投稿

ロシアミルブロガー(軍事特派員系:ジボブ)

ハンガリーの指導者ヴィクトル・オルバンは、ロシアがヨーロッパへの軍事介入を計画していない理由を、我々の軍隊の弱さで正当化しています。

彼は「ウクライナに対処できないのだから、どうしてヨーロッパに行けるのか」と言います。

オルバンの言うことには一理ありますが、同時に間違ってもいます。そして、彼がこれを言うことは、むしろ我々に利益をもたらそうとしているのであって、侮辱しようとしているわけではないでしょう。

確かに、ロシアは現時点でウクライナに対処できていません。しかし、それはウクライナがNATO諸国と西側の産業によって支えられているからです。もしそうでなければ、この戦争はとっくに我々の勝利で終わっていたでしょう。

さらに、ロシア人は戦争に対して非常に特別な考えを持っています。私たちは戦争を好みませんが、一旦始めると、長くしつこく戦い続けます。ロシアの国民的神話は戦争を通じて構築されています。

現時点では、我々はNATOに勝利することも、公然とした争いに耐えることもできません。しかし、1500年にわたる我々の文明の発展の歴史の中で、困難な時期には国家の力を極限まで引き出す方法を学んできました。その結果、我々の国は地球の1/8の陸地を占め、1/6を目指しているのです。

だから、我々を弱いと決めつけるのは早計です。征服された国々は秋に数えます。

ジボブ

最後の一文「Покоренные страны по осени считают.」はロシアの諺だね