例えば、英仏西がAFJTなりモジュール式航空機の練習機を開発するにしても、3カ国の合計需要は100機前後
これってM-346の合計受注数程度にしかならない
この程度の事業で3カ国で仕事の分担を分け合っても旨みがないというのが本当のところ
国防予算を割いてまでやる価値を見いだすのが難しい

日本もT-4後継機は200機も必用無いのは目に見えている
多く見積もっても100機に満たない調達数になる可能性が高い
それを何が何でも国内開発するという動機が起こりにくい

アメリカ海軍なんかも同じで、T-45後継機の調達数は前任機より少なくなる可能性が高い
そこに空軍とは別機を導入して、金かけて改修して生産する必要性が乏しい
F-18E後継機なら海軍独自を貫いても、練習機にそこまで独自性が必用かというとそうではない
M-346を米海軍仕様に改修するにしても、後2年で生産体制まで確立するのは難しい
結局は調達できるのはT-7Aが生産が軌道に乗る頃と変わらない

色々とやらかしてはいるが、結局はT-7Aに乗った方が安上がりで早いという話になる
日本も100機弱の調達数しかない練習機の国内開発・生産するより、自国向け及び米空海軍向けのT-7A/Bの分担生産をゲットした方が利益になる