>>645
カンボジアではアメリカがベトナム憎しでポル・ポトを支援することまでやったのだけれど、そのポル・ポトがどうしようもなくなったので、アメリカが国連を持ち出してまでしてベトナムの影響力を削ごうとした面がある。

そういう形でアメリカは国連を利用して、アメリカの作り出した構造(もしくは紛争)の永続化を計ることが多い。

まあ、それでもいつもの様に結果的にアメリカ自身の影響力を削ぐことになってるのだけれども。

パレスチナ周辺にいる国連の平和維持部隊も、レバノン内戦時代にテロを受けてアメリカが撤退して以来、イスラエルに対してはほぼ無力で、市民を守るどころか自分たちを守ることもままならないし、アメリカ軍が関与すれば確実にテロ攻撃の対象になるから参加しないだろうから、そうすると、従来の平和維持部隊と同じで、ほぼそこにいるだけで何もできない状況と同じことにしかならない。

そんなだと今までと同じようにイスラエルの統治を追認することにしかならないと思う。