>>678
ひとつだけはっきりしてるのはレバノンーイスラエル国境に派遣された各国の軍人は実に気の毒な立場にいるって事だな。今回の騒動でも負傷者は何人かでているが、立場上自己防衛も碌にできない、ましてや撃ってきた相手に反撃など論外。

国連の平和維持軍には根拠となる憲章が異なる2種類あって、普通の平和維持軍は停戦合意が紛争当事者間で確立していて互いに紛争は再開させたくない場合で、通りで肩がぶつかったとかみたくつまらない事で紛争が再開するのを防げればいいだけなのでピストル程度の軽武装で人間の壁になればいい。

もう一つのタイプは紛争当事者間で停戦合意などが確立していない場合で、この場合は停戦を強引に押し付けるのが目的。この場合の平和維持軍は戦車は勿論戦闘機さえ使用できる。アフリカのスーダンだったかコンゴに派遣されたのは確かこのタイプ。平和維持軍の兵士は完全武装で攻撃されれば反撃可。

イスラエルーレバノン国境に必要なのは後者の方だな。