>>331
蘭印政府は日本の攻撃から防衛する術はなく日本側の要求を受け入れるしかないとの意見もあった様だが、亡命オランダ政府の背後にはイギリス・アメリカ政府がいたので交渉妥結は相当難しかった
この状況で最大のガンはこの交渉の責任者として蘭印に乗り込んだ小林商工大臣だった この人は阪急グループの創始者として著名かつ有能な人物だがそれまでのキャリアで石油に関わった事なんて一度もないし何の知識もない 近衛の友人として大臣になったら突然石油を何とかしろと無茶振りされて交渉に引っ張り出されたが、状況は複雑怪奇の極みで全く手に負えず、10月になって政府に無断で帰国してしまい交渉はここで打ち切られた
この決定的な局面でこんなお友達人事やった近衛と言う人物の頭の中を知りたいよ