デンマーク海軍フリゲート『アイヴァー・ヒュイトフェルト』が3月、紅海に展開中、航空脅威(無人機)に対し、ESSMを発射しようとしたところ、初弾発射後、システムエラーで30分間次弾を発射できず、76ミリ砲も使用した対空弾の50%が目標手前で起爆した。

これについて政府の報告書は以下の点を明らかにした。

・APARレーダーには問題なし
・以前から指揮統制システム、レーダー及び射撃指揮システムの間でのデータ転送に問題が生じていた
・レーダーと武器システムのソフトウェアに弱点があり、操作員が特定の操作を行うとシステムがロックされてしまうことを海軍司令部と防衛装備庁は前から把握していた。
・主砲弾は89年から92年に購入されたもので、今まで問題が生じたことはなかった
・乗組員は新人が多く、経験不足と指揮官が前から懸念していた

https://www.defensenews.com/global/europe/2024/05/07/missile-mishaps-ammo-snags-report-details-danish-frigate-deployment/

もう10年以上就役してる船で、こんなエラーは流石に酷いな。