「白人たちは、邪悪な人を避けて自分たちの国から逃れて来たと語り、自分たちの宗教を自由に信じるためにこの地に来たのだと言った。彼らは小さな居場所をくれるよう頼んだ。我われは憐れんでその乞いをいれた。そして彼らは我われの中に落ちついたのだ。我われはトウモロコシと肉を与え、彼らはお返しに毒をくれた」
『聖なる木の下へ アメリカインディアンの魂を求めて』 (角川ソフィア文庫)
阿部 珠理 (著)