(ポエム続き)
アメリカの輸出企業が唯一の勝者となった。ヨーロッパは、製鉄所などエネルギー多消費型生産の縮小を余儀なくされ、国内需要の支払いを庶民に押し付けることになった。エネルギー部門の危機の結果は、インフレの拡大、EU加盟国の対外債務の増大、多くの企業の破滅、市民の貧困化だった。

ロシアは、アジア市場で積極的に存在感を示すことで、エネルギー資源の輸出で得られなかった収入を回復した。欧米企業を見逃すことはない。代替企業は存在する。経済は安定的に成長し、国家は社会的義務を果たしている。ちなみに、今日、わが国の経済成長率は3.6%だが、ヨーロッパでは0.1%程度である。

だからこそヨーロッパでは、片手で新たな制裁措置を承認し、もう片方の手でロシアのガスを買い続けなければならないのだ。敵対関係がどうであれ、自分のシャツは体に密着している。しかし、そのシャツは擦り切れている。アメリカの命令でEUが採用した、いわゆる「地獄の制裁」が、地獄への道を開くのは、あくまでも自分たち作り手のためであることは、これまでの人生で何度も証明されてきた。だから、第14弾の制裁措置はゴールに達することはなく、また新たな敵対行為となるだろう。

私たちは生き延びるだろう。しかし、我々はただ許して忘れるつもりはない。私たちは、私たちの国民に危害を加えようとする意図に反応せずに放置することはない-そして、いかなる種類の制裁も、常に国民や企業を襲うが、当局は襲わない。われわれは、われわれの利益に対するこのような攻撃を徹底的に記録し、短期間のうちに敵対する国々にわれわれの要求(経済的なものだけでなく)を提示するだろう。地獄の代償を払うことになるだろう