日本家電メーカーの凋落

例えば、日本の家電メーカーや半導体メーカーだ。
かつて日本の家電製品は、安さと品質の良さで世界市場を席捲した。
また1980年代後半、日本の半導体は世界シェア1位の座にあった。

ところが、今やどちらも往時の勢いは見る影もない。
この数十年で中韓台(中国・韓国・台湾)の新興メーカーにあっさりと追い抜かれ、
完全に逆転されたのは、皆さんもよくご存じの通りである。

その凋落の要因は色々と指摘されるだろうが、
最大の要因は、日本のメーカーが「世界一流」の座に安住して、
「戦わないサラリーマン集団」に落ちぶれてしまったことにあるのではないか。
繰り返すが、戦う姿勢を堅持しなければ運は落ちる。

日本の家電・半導体メーカーは、
中韓台メーカーの旺盛なファイティングスピリッツの前に、あえなく惨敗を喫したわけである。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dc5e64bf3eea8a21eb2b7c0dd20095416cef6a3a