https://www.bbc.com/japanese/articles/c72222e3rk5o
ロシア、ウクライナによるクリミア攻撃でアメリカを非難 対処を誓う


ロシア外務省は24日、アメリカのリン・トレイシー駐ロシア大使を呼び出した。
ロシアのラヴロフ外相は、前日の攻撃にアメリカが関与したのは「疑いない」と主張した。

ロシアは、ウクライナに武器を供給している国々に対し、
合法的な軍事目標になると繰り返し脅している。

プーチン大統領は今月、各国の通信社記者らとの会合で、
ウクライナに武器を送っている国々を標的にすると宣言。
「ロシアの領土を攻撃し問題を起こすために、紛争地帯にそうした武器を供給できると考える者がいるのなら、
その国々の重要施設を攻撃できる地域に同等の武器を供給する権利が、我々にもあるのではないか」
と述べた。
そして、「つまり、対応が非対称になり得る。これについては検討する」と付け加えた。

ウクライナ側は今回の攻撃について、クリミアは正当な標的だと主張している。

ウォロディミル・ゼレンスキー大統領の最側近のミハイロ・ポドリャク氏は、クリミア半島が事実上「大規模な駐屯地」になっていると説明。
「直接的な軍事目標が何百もあり、ロシアはそれを皮肉にも自分たちの民間人で隠そうとしている」と述べた。