>>828
田沼の表の役人としての出世の切っ掛けは「郡上八幡の国一揆」と「石徹白騒動」の
解決に家重の意思を反映させるために「御側御用取次」に「老中格」を加えられて
評定所の五手掛に参画した事だけど、此処で彼は訴人側からも老中層や若年寄層(当時の譜代層)からも
厳密な聴取を繰り返していて(「上様の御意向に叶う為に」と述べて他の参画者を叱咤してもいる)、
その結果五手掛参加中に現職のまま死亡、って人間も出てたりする。

今でいう「過労死」みたいなものだったらしい。