>>497
前嶋 和弘
上智大学 総合グローバル学部教授(現代アメリカ政治外交)
/kmaeshima/status/1812944303926485118

「民主党との対決」ならバンス、
「国民全体の統合」を目指すならヘイリー、
「トランプのよき下撲」ならバーガム、
「明るさ」ならスコット、
「外交重点化」ならルビオ
と私はいつも説明してきました。選択はバンス。

バンスはインテリ中のインテリ。
「バイデン陣営はトランプ大統領が権威主義的なファシストであり、
トランプの当選を何としても阻止しなければならないと主張している。
そのレトリックが暗殺未遂事件に直接つながった」と言ったばかり。
陰謀論的言説を一気に生み出すことを知り尽くした上での発言でした。

トランプにとって、バンスのこのずる賢さは本選挙に向けて(あるいは政権奪還後の)大きな懐刀に。
おそらく自分との共通点も見出しているのかと思います。
オハイオ上院議員選挙の際にはトランプ批判で低迷した後、
一気に方向転換し、トランプにからの支持を取り付け逆転勝利。

トランプは「転向者」を常に歓迎します。
さらにトランプにはない貧困から這い上がったという物語もバンスにはあります。
「変節」「変化」はバンスのこれまでの生涯そのもの。