新艦対空誘導弾(能力向上型)はサイドスラスター装備で”PAC-3化”を目指す
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/4094d64c52259836cb792925b8df77fcd46f2b28

9月8日に防衛省から「令和5年度 事前の事業評価 評価書一覧」が発表され、17種類の新兵器の開発研究の概要が掲載されています。その中の「11、新艦対空誘導弾(能力向上型)」で新たな事実が判明しています。

 先ずこれは開発が完了したばかりで来年の2024年に正式採用予定の「新艦対空誘導弾」が、もう早速「能力向上型」と称して改良型の開発に入るということを示しています。「新艦対空誘導弾」は簡単に説明すると、陸上自衛隊の03式中距離地対空誘導弾(改)に大型ブースターを装着して長距離艦対空ミサイルとしたものです。