「永住権」を取得するうえで手っ取り早いのが、法務省が定める「高度人材」に認定されることだという。
以前は永住権の取得には原則10年の在留歴が必要だったが、
'17年に「永住許可に関するガイドライン」が改定され、
要件を満たす「高度人材」は最短在留1年での永住権申請が可能になった。

これは、「永住権取得までの在留期間を世界最短とする」
と掲げた安倍晋三元首相の働きかけに寄るところが大きい。

「だから中国人はみんな、安倍さんに感謝していますよ」とX氏は笑う。