パリ五輪で『無課金おじさん』として有名になったユスフ・ディケチ。

その無課金おじさんに勝利し、金メダルを獲得したセルビアのダミル・ミケッツ。

無課金おじさんとは対象的に、大きなイヤマフなどを付けていたため、「重課金おじさん」など呼ばれていた。

しかし、そのダミル・ミケッツ選手も只者ではなく、ユスフ・ディケチと因縁のライバルでもあった。

ふたりとも、「初の金メダル」を争って、しのぎを削っていた。

惜しくも銀メダルとなった無課金おじさんことユスフ・ディケチはインタビューにて

ダミル・ミケッツのことを「友人」と呼び「次のオリンピックまで金メダルを預けておく」と答えた。

ダミル・ミケッツのすごさは、それを使っている銃が「ものすごい古い銃」だから。

ダミル・ミケッツが使用していた武器はワルサーLP300XT。最新型のワルサーはLP500。

その一つ前がLP400、ダミル・ミケッツが使用したLP300は二世代前の銃となる。

世界トップレベルの争いで「二世代前の道具」を使うというのは「非常識」と言っていいレベル。