>>216

日本とイギリスでは防衛装備品の研究開発予算の配分が違うからな
日本は特定対象への集中型予算でイギリスは総花的予算
研究開発費全体では次期戦闘機関連とスタンドオフ兵器が重点対象になっている

航空機に関しては日本は次期戦闘機&関連無人機とC-2&P-1派生型に集中的に予算配分されている
犠牲になる開発対象もあり、長年やってきた練習機開発は海外機の派生型程度で間に合わせる模様
汎用ヘリなんかも海外製のライセンス生産や派生型開発で間に合わせている

イギリスの兵器産業は広い分野を手掛けているから、ほうぼうから研究開発費を求められて薄く広くなってしまう
フランスなんかも事情は同じで、戦闘機開発を優先して研究開発費を投じるとはいかない
だからイギリスはGCAPから離脱か全面的優遇かの二択という話ではない
総花的だからイギリスがやろうとしてたカスタマイズのいくつかが見送りになり、海外製装備で間に合わせるとかになる
あと、GCAPとは直接関係なくなった実証機製作やエンジン共同実証事業は見直し対象
既にエンジン共同実証事業は合意して3年経過しても事業計画と予算が無い