「発熱したら30万円もらえるぞ」独自の“保険金”を悪用し…
陸上自衛隊が行っていた“小遣い稼ぎ”の狡猾すぎる実態
https://bunshun.jp/articles/-/72465

相次ぐ不祥事に揺れる自衛隊。
7月以降、川崎重工業が海上自衛隊の隊員らを裏金で接待していた疑惑や、
海自隊員が「潜水手当」を不正受給していた問題が次々と明らかになった。 

だが、海自だけでなく陸上自衛隊でも、
民間保険会社の保険金をめぐる不適切な事案があったことが「 週刊文春 」の取材で分かった。



陸自関係者が証言する。

「独身の自衛隊員は、駐屯地内の寮に住んでいることが多い。
風邪や病気になった場合、医師が駐屯地に常駐していなければ、駐屯地外の民間病院で診断を受けます。
例えばインフルエンザと診断されれば、病院のベッドではなく寮の個室で隔離・療養となることがある。
この場合、富国生命だけに『みなし入院』として保険金を支払う独自の仕組みがあります。
この仕組みを悪用するケースが相次いだのです」