凡将なら宇軍の集結はブラフと考えても、宇軍戦力に対応する必要の半分とか四分の一の中途半端な戦力を主戦線や予備からやりくりして配備させていた。
ロシアの誇る稀代の戦略家ゲラシモフの面目躍如は、クルスク方面の兵力を全く増強しなかったこと。軍事理論上宇軍のロ領大規模侵攻なぞないのだから、兵力を割く必要はないから。、