◆ クルスクにおけるウクライナ軍の侵攻の残酷な結果(2024年8月10日のテレビ報道)

ロシア西部クルスク州のクリロフカ村に住んでいたニーナ・クズネツォワ(Nina Kuznetsova)という名の24歳の妊婦は、
ウクライナ軍のロシア領クルスク地域侵攻でこれまでに殺害された民間人の1人です。
彼女と家族は車でクリロフカ村から逃げようとした際にウクライナ兵から銃撃を受けたと伝えられています。
彼女の夫は、次のように証言しました。

『ああ、昨日の10時頃だったと思います。正確な時間はわかりません。
10時頃、もしかしたらそれより前だったかもしれませんし、11時より後だったかもしれません。
私たちはロシア西部クルスク州のクリロフカ村に住んでいて、妻(ニーナ・クズネツォワさん)の母親と一緒に住んでいました。
妻は妊娠2か月目で、まだ妊娠期間が短いので、私たちには1歳と8歳の子どももいて、そこに住んでいました。

そして砲撃が始まったとき、私たちは2台の車で村を出ようとしました。
私は前に乗って、妻はマトヴェイと彼女の母親と一緒に後ろに乗っていました。
そしてクリロフカの幹線道路の出口、つまり、ロシア西部クルスク州の都市スジャにもうすぐ着くところで、
ポンという音、つまり銃声が聞こえました。私たちの兵士がドローンを撃ち落としているように思えました。
結局、この銃撃は私に向かって来ていました。
私はウクライナ軍の兵士が道路脇でマシンガンを向けて私に発砲しているのを見ました。
彼のヘルメットには青い電気テープが貼ってありました。