日本軍がボフォース40mm機関砲のコピー生産に乗り出した切っ掛けについて
太平洋戦争序盤に英軍の物を鹵獲した時に初めて優秀な機関砲の存在を知った=それまで知らなかったかのように書かれている解説もありますが
この機関砲は1934年には試作が済んでいてすぐにオランダ・ポーランド・ハンガリー等が導入した他
列強もイギリス軍は1933年の時点で注目し1937年から発注していてアメリカ軍も1940年には取り寄せて今後の主力に採用しています
これだけ太平洋戦争以前から欧米では注目されていたのに日本軍だけ1941年末まで知らなかったというのはおかしいと思うのですが
実態としては日本軍もボフォース製の優秀な機関砲がある事自体は当然とっくに知っていたがスウェーデンに兵器禁輸された等の理由で輸入もライセンス購入も出来ておらず
実物の鹵獲でやっと性能確認と設計の解析が出来たから以前から注目していた機関砲のコピーに乗り出した…という流れなのでしょうか?