ロシア南部のフェリー攻撃か ウクライナ軍、2人不明
共同通信 8/23(金) 4:53配信

タス通信などによると、ロシア南部クラスノダール地方のカフカス港で22日、鉄道の燃料輸送車両30両を積んだフェリーが炎上後に沈没した。
ウクライナ軍のミサイル攻撃を受けたとみられる。 同地方のコンドラチェフ知事によると、フェリーから17人が救助され、2人が行方不明になった。

ウクライナのイエルマーク大統領府長官は通信アプリに船の絵文字を投稿し、フェリーを攻撃したことを示唆した。
カフカス港はロシアが実効支配するウクライナ南部クリミア半島の東に位置し、7月にもウクライナ軍によるフェリーへの無人機攻撃で死傷者が出た。

ウクライナは24日の独立記念日を前に、ロシア軍のミサイルや無人機での攻撃激化に警戒を高めている。
在ウクライナの米国大使館は避難場所の確認などの安全対策を米国民に呼びかけた。 中国大使館も同様に警告を出したという。
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今回撃沈されたフェリーはタダのカーフェリーの類ではなく、かっての青函連絡船で用いられていた様な鉄道車両輸送用フェリーであり、
船内には鉄道輸送用の燃料タンク貨車が30両搭載されていました。

それらがフェリーもろとも炎上沈没してしまったのだから、クリミア半島のロシア軍にとっては燃料供給の悪化は避けられないでしょう。