昨今のインバウンド観光で来日した外人らには、コンビニの安価で手軽なサンドイッチや三角オニギリが大変好評で、あれを本国でも食べたいとい
う強い要望に応えて、本家米国のセブンイレブンでも可能な限り日本のエッグサンドイッチに近づけたブツが販売されるらしい。

米セブンイレブンに日本風タマゴサンドが登場 「パンがフワフワ」と喜びの声 日本型コンビニ誕生の兆しか

飯塚真紀子在米ジャーナリスト
8/25(日) 9:10

成田空港にあるコンビニでいつも驚かされるのは、おにぎりやパンやスナック菓子を手にした海外からの旅行客がレジ前に長い列を作っていること。
日本のコンビニフードが世界的に愛されているのがよくわかる光景だ。

・逃れ難い日本のコンビニフードの魅力
レストランやフードのトレンドを紹介しているオンラインニュースサイトEater.comのロサンゼルス情報サイトEater Los Angelesは、日本のコンビニフードの
人気ぶりについてこう述べている。

「日本のコンビニフードの魅力から逃れるのは難しい。
ツナとマヨネーズを詰めたおにぎり、フワフワのエッグサラダサンドイッチ、その他のコンビニスナックは、インターネットのほぼ隅々にまで浸透している」

そんな日本のコンビニフードの世界的な愛されぶりを考えると、セブンイレブンの親会社セブン&アイ・ホールディングスに対し、カナダの同業大手の
アリマンタシォン・クシュタール社から買収提案が入ったのはとても納得できることだ。

・日本や世界の人気商品を米国の店舗に
世界的に競争力が高いのは間違いない日本のコンビニフード。これを海外の店舗に導入しない手はない。
セブンイレブンは、米国での戦略について「日本やその他の世界の人気商品を米国の店舗に導入する計画がある」と前述のEater Los Angelesに対して
話しており、さらに、導入予定の商品についても「米国支社は、チキン照り焼きおにぎり、味噌ラーメン、スイート・チリ・クリスプ・ウィングなどの新商品を
米国の店舗に導入するために、日本やその他の海外の国際的カウンターパートと緊密に協力している。

海外市場から米国に導入されるその他の商品には、タジン入りマンゴナダドーナツ、バーベキューポークスライダー、チキンカレーボウルなどがある」
と述べている。(続く)