>>557
今年7月までなら、ウクライナも事態を複雑化させるロシア本土への占領を伴う大規模越境攻撃は、
西側支援国の都合やロシア軍による大規模反撃などを考慮すれば、まずありえない・・・

と言うのが国内外の一致した見解だったし、プーチンもそう判断して「ウクライナは国境線を超えてこない」
と言う事で、北部の国境線にはごく薄い兵力配置し化していなかったし、そこに配備されていた兵士の多くは
「前線に出さない」と国民に約束していた任期1年の若い徴集兵でした。

しかしそのあり得ない事をウクライナは実行して、千平方キロを超えるロシア領を占領し、数千人の徴集兵を
捕虜にしたのだから、プーチンの面目は丸潰れ。

速やかにクルスク方面で反撃し、ウクライナ軍を押し返そうにも、主戦場の東部や南部戦線に兵力を集中していて
北部方面はスカスカだったから、大規模な兵力の再配置を行わないと逆襲に移れません。

かと言って東部や南部から兵力を引き抜き過ぎると、せっかくウクライナ軍を押し返せていた攻勢が頓挫するので、
兵力配分をどう行うべきなのかプーチンとそのタイコ持ちどもも頭が痛いでしょう。