その昔、AL-1という航空機搭載レーザーシステムがあった
補償光学を使用して照準し、化学レーザーを上昇段階の敵弾道弾に打ち込むのだが
弾頭の破壊ではなくロケット本体の外板を弱らせて、というのがせいぜいだった
距離も液体燃料ロケットで600㎞、固体燃料相手で300㎞

その性質上、ミッドコースは範疇外なのでそのつもりで書いてほしい

出力に関しては
「米国の一般的な家庭で1時間で消費する以上の力と同等のエネルギーを、レーザーが5秒間に生み出す」
との記述がある
「全米平均は920kWh/月」なので、1時間約1.3kwhだ
これを5秒間でという事は、1時間の1/700の時間で使う事になる

この時間に圧縮するという事は、910kwの出力を持つという事になる
10kwクラスで電源装置の小型化に苦しんでいる現状では、化学レーザー以外での実現は夢のまた夢、だなw