GCAPでいうオープンアーキテクチャは、
インターフェース仕様とか、プロトコル仕様とか、そういう話やろ

F-16は非オープンアーキテクチャだけど、
アビオニクスのプログラムはAda(エイダ)言語で、この言語自体はオープンソース

要するに、戦闘機に積む、ミサイルを開発するとして
すげーテキトーに書くデタラメだけど、電圧の高低や光の明滅で、
0011,0110,0010,0010,1100,1111,0010,1100
が届いたらミサイル発射、
最初の4桁が「これが届いたら命令開始」、次の4桁が「何をしろという命令か」、
その次の4桁が「どの場所の話か」、最後の4桁が「ミサイルの場所の話」、
次の4桁が目標の方向で自分を中心にX軸、Y軸、Z軸で数字を指定、
最後の4桁は「これが届いたら命令終了」

「ミサイル発射したら、自分に当たらないように、X、Y、Zの数字に応じて、最初にこれだけどっち向きに離れる」とか
「レーダーのどの目標を狙ったかによって、ミサイルを最初こういう風に誘導する」とか
「誘導する時はこういう命令が届くので定期的に受信、
 これが届いたら何度右へ、これが届いたらどれだけ上昇、
 これが届いたらあとは自動追尾しろ」とか

そういう仕様が公開されてれば、GCAP用の装備を開発できるけど

ロッキードマーティンがF-16用に作ったルールが公開されてないので、
なんなら、そのルールも一定してなくて
短距離ミサイルと中距離ミサイルで全然01の並びの形式も、実現するべき概念も違うとか

そういう話やろ
ここではプロトコルのとこだけ話したけど、そうとは限らず
装備品に求める、振る舞いの粒度とか種類とか、こういう動きをしろという概念の単位と言うか