NHKのAfD躍進のニュースはこれか。

ドイツ州議会選挙 “極右”政党 初の第1党に 移民に排他的主張
2024年9月2日 11時03分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240902/k10014569111000.html
(抜粋)
ドイツでは、旧東ドイツのチューリンゲン州とザクセン州で1日、州議会選挙が行われ、暫定の開票結果によりますと、
移民や難民に対して排他的な主張を掲げる右派「ドイツのための選択肢」がチューリンゲン州で
得票率32.8%と初めて第1党になりました。

ザクセン州では30.6%で、最大野党で中道右派の「キリスト教民主同盟」に次いで僅かな差で2位となりました。

一方、ショルツ首相の与党、中道左派の「社会民主党」は、チューリンゲン州での得票率が6.1%となり、
州議会選挙として過去最低の結果だと伝えられています。
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チューリンゲンでもザクセンでも3割以上の得票か。
完全比例代表制で小政党が出やすいドイツで3割の得票は、堂々たる「主要政党」ではないか?
いつも思うのだが「極右のAfDがー!」と批判的に報道する前に、「既存の政党が有権者の要望に答えられていない」
ことを問題するのが先ではないのか?
意識の高い目標(移民受け入れ、CO2削減、原発廃止等)ばかりを求めるあまり、有権者が一番求めている、
「東西ドイツの経済格差」に本腰入れて取り組んでいないのだが、最大の原因だと思うのだが。