好景気

経済制裁続くも“好景気”消費欲に沸くロシア
賃金アップで高級和食や高級車が人気
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実は今年、モスクワでは700ものレストランが新たにオープンしたといいます
その背景にあるのは空前の“好景気”です
ロシア人客「最近、収入が増えました」

ウクライナ侵攻から約2年半
欧米諸国や日本からの経済制裁は続いていますが、景気は落ち込むどころか、むしろ盛り上がっているというのです
その成長をもたらしたのは、ウクライナ侵攻後、フル稼働を続ける軍需産業です
さらに、スターバックスやマクドナルドなど欧米企業が撤退した店を活用し、ロシア企業が相次いで参入
その結果、雇用が拡大し、賃金も上昇
人々の消費欲が高まっているのです

プーチン大統領は先週…
ロシア プーチン大統領(5日)「ロシア経済は着実に確実に発展している」
ロシアの経済発展を強気でアピール
実際に、直近のGDP(=国内総生産)は前年比プラス4%(今年4ー6月期)
これは、どの先進国をもしのぐ数字となっています

経済制裁が生んだ“好景気”
その“恩恵”は、自動車販売店でも
店内には周辺国を経由し“非正規ルート”で仕入れたという日本の高級車がずらり
新車価格は約1500万円
価格は以前より6割ほど高くなったといいますが…
自動車販売店「Rolf」 担当者「プレミアムな日本車はまだまだ市場にニーズがあります。高くても日本車に乗りたいという顧客はいるんです」

経済制裁の裏で高まる人々の“消費欲”
一方、過度な物価上昇や人手不足も深刻化していて、戦時下の中、“好景気”がいつまで続くのか、国内では懸念の声も上がっています