>>201
頭、ダイジョブか?
米国は法的に「中華民国」を全否定し中華人民共和国が台湾島他を含む中国の正統政権であると中華人民共和国のみならず世界に対し法的にも示しておるで。
 米国は中華人民共和国を東側から引き離すため、1972年に国連から「中華民国」を叩き出し中華人民共和国が中国の唯一の合法で正当な政権と認め、台湾島が中国の不可分の領土とと認めておる。で、それに伴って中華人民共和国は元「中華民国」の領土はもちろん国連安保理常任理国にもなったのやで。
 したがって、「中華民国」が持っていた南沙・西沙諸島全ても中華人民共和国に移行したのや。
 だが、米帝はご都合主義の国なので中国が超大国になってくるとご都合が変わって”南沙・西沙諸島は中国のものでしょうか?フィリピンやベトナム領などもあると思います”と言いだしたんやで。
 ちなみに、フィリピンはスペインの元植民地で米が戦争と分捕りパリ条約で処理したために範囲が厳密に決められていて南沙諸島は当然その外にあるんでフィリピン領ではありえない。フィリピンは新規発見したと言っているがWW2後の独立なんだからそんなわけがない。南沙諸島は中国→仏領→日帝領→中国と変遷してる。ベトナムは中華人民共和国領と認めていたがその後戦争するほど仲が悪くなったんで実力行使で分捕って自国領と称するようになった。他にも「中華民国」領があるが日米欧他も認めない自称「国家」なんで国際法上、国民も主権も領土も存在しえない(国際法上、「イスラム国」と同じく他国の領土を不法に実力で占拠してるという扱い。中華人民共和国領だから同国が(いたって手荒なことも含め)警察行動として実力で排除しても内政問題だから国際法上、問題はない。ま、形式的には米日欧らが72年に決めたことを引っ繰り返し「中華民国」を再国家承認し集団的自衛権行使で軍事介入も法的には可能だが、反撃で自国を核で焼き払う覚悟は必要。嫌がらせのためなら死んでも構わないという決意がないと無理)。